アラサー女が忙しすぎる職場から脱出し、転職活動を開始。幸せな日々を取り戻すため、辿り着いた答えとは。

スカウトで一番興味を持った求人若者仕事センターに通いながら、転職サイトのスカウトサービスにも登録し、スカウトが来た会社の中で、興味が持てる企業にも、5社ほど応募しました。

その中で、一番興味を持った会社は、リクルートのライフスタイル領域の求人でした。
そこでは、未経験でも、充実した研修があり、企画営業職として取材から編集まで一貫して任せてもらえるのと、高い志を持った同年代の仲間と一緒に切磋琢磨しながら働ける、と言うのが非常に魅力的でした。
というのも、私はほとんど派遣社員としてしか働いたことがなく同期入社の仲間というのが出来たことがなかったからです。
また、直近の職場はともかく、それまでの経歴がとても誇れるようなものではなかったので、求人者の“過去”よりも、これから何がしたいか、やる気を重視してくれるという点でも、もしかしたら可能性があるかもしれない、と希望を持てました。

転職サイトと若者仕事センターのサービスをフル活用
そこで、どうしても内定を勝ち取りたいと思った私は、転職サイトの専任アドバイザーの方に、応募書類や面接の想定質問に対する回答を見て頂いたり、若者仕事センターの方に模擬面接をして頂いたりしていました。
その甲斐もあってか、書類審査を通り、二次面接まで進むことが出来ました。 拍子抜けした二次面接二次面接当日、緊張の面持ちで高層ビルのオフィスに足を踏み入れました。
面接の担当者は30代後半の部長一人で、最大4名くらいが入れる位のこぢんまりとした窓際の会議室に通されました。
しかし、面接が始まっても、想定していた質問は一つも聞かれる気配がなく、まずは今までの経歴を話してください、と言われ、大学を卒業してからの経歴を順を追って話し、それに対して世間話でもするようなカジュアルな雰囲気で面接が進んでいきました。想像していた展開と全く違かったので、私はなんだか拍子抜けしてしまいました。
面接時間をたっぷり40分ほど取っていただいていたのですが、後半は質問されることよりも、逆に質問したいことはない?と聞かれることが多く、逆質問をあまり用意していなかった私は、ネタ切れ状態になってしまいました。
質問をされることを前提に対策をおこなってきたので、質問がほとんどされないという状況に対応できず、おそらく聞かれなくても自分から自己アピールする位の情熱を見せなくてはならなかったのだと思いますが、まごまごしている内に結局タイムアウトになってしまいました。

 最終的にリクルートは、他の候補者に比べてバイタリティが少ない、自分で判断し業務を進めていく経験が足りないように感じられた、という理由でお祈りされました。 経験の有無は問わないはずでは、と思いましたが、バイタリティが足りない、という点では自分でも体力面で不安を感じていたので、ごもっとも、という感じでした。

二次面接で失敗した帰り道

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